アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

「日本一チケットがとりにくい落語会」と言われる「志の輔らくご」が、今年もシベールアリーナで開催されました。
山辺どんぶり亭の皆さんが大きなイラスト幕やのぼり、てぬぐいなどで会場を飾りつけ、開演前から賑やかな雰囲気に包まれていました。

2名のお弟子さんの高座の後に立川志の輔師匠が登場し、仲入りをはさんで二席披露しました。
二席目は伊能忠敬を題材とした「大河への道」。没後200年を記念して上演されました。
「伊能忠敬をNHKの大河ドラマにしたい!」という市役所職員とその脚本を依頼された作家とのやりとりなど、時代を超えた男たちの物語が志の輔師匠の熱演で綴られました。
エンディングでは舞台奥のスクリーンに2分半ほどの映像が映し出され、普通の落語会ではあまり見られない演出に驚きの声があがっていました。

今回の落語会もチケットは即日完売し、当日も会場は大入満員でした。
ご来場の皆様、ありがとうございました。