
井上ひさしさんの長女で当財団代表理事の井上都と、永六輔さんの長女で映画エッセイストの永千絵
さんをお迎えし、父の思い出話を中心に、同世代の長女同士でたっぷりお話しいただきました。
親交のあった著名人の名前も数多く飛び出し、改めて昭和・平成の時代に名を残した二人の文化人の
足跡を実感できた時間でした。
雪から雨に変わったあいにくの天気でしたが、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
元・防衛事務次官の黒江哲郎さんに「昭和・平成・令和の安全保障」と題してお話しいただきました。
南陽市に生まれ山形市で育った子供時代の話から、黒江さんが旧・防衛庁に入省した1980年代から
現在までの防衛政策に関わる出来事を、黒江さんが現場で携わった現場での経験を踏まえながら
概観し、さらに日本の安全保障政策の課題と提言をお話しいただきました。
黒江さんの旧友の皆様も多く駆けつけ、終演後のサイン会も盛況でした。
当館今年最後のイベントに、今回も多くの皆様にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。
2024年に当館は開館15周年を迎えます。
これからもご来場の皆様の特別な時間となるような企画を提供できるよう努めてまいります。
今後とも東ソーアリーナならびに遅筆堂文庫山形館、母と子に贈る日本の未来館をよろしくお願い
いたします。