
錦啓さんは、長年の国語教師としての経験を活かして県の家庭教育アドバイザーとして講演活動を行う一方、山形新聞のコラム「気炎」の執筆者の一人として文筆活動を行っています。
錦さんは「名前」という言葉が持つ重みや、自身が学生時代に衝撃を受けた言葉とその衝撃からの回復をもたらした言葉などを紹介しながら、どんな人間も言葉とともに生きていることを強調しました。
続いて錦さんが大きな影響を受けたというフランクル著の『夜と霧』について、現代の私達にも心の支えとなるようなポイントをわかりやすく解説しました。
最後に井上ひさしさん作の舞台『父と暮らせば』を見た時の感動から、「伝えていくこと」の大切さや重要さについて語りました。
本日は錦さんのかつての教え子など、多くの方にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。