アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

第24回「図書館トーク」は、わらび座社長の山川龍巳さんを講師にお迎えしました。

わらび座は秋田県を拠点に全国各地で公演を行い、感動的な舞台を通して秋田の文化を発信しています。

本拠地のあきた芸術村は劇場の他にホテル、温泉、ビール工場、ブルーベリー農園、工芸館がある一大文化施設で、多くの人々が訪れています。

「夢は東京にしかない」という既成概念に対し、「今、地方劇場が面白い!」と語る山川さん。

多角的なビジネスを経営する一方、修学旅行の受け入れや企業の新人研修で演劇トレーニングを行うなど、わらび座が手がける事業は多岐にわたっています。

様々な事例を紹介しながら、山川さんは演劇と教育、医療、観光との連携にはさらなる可能性があると語りました。

山川さんの「泣いたり笑ったりする子ども達を育てなければならない」という信念から舞台芸術体験サポートシステムが実現し、多くの子ども達がわらび座の舞台を観劇しています。

このシステムの実現までには「舞台芸術には心を育てる優れた力がある」と地元の経済界や行政に訴え続けた山川さんの熱意がありました。

地方劇団という枠を越え、良質なコンテンツとして活躍の幅を広げているわらび座。今後の活動から目が離せません。

2月に上演した「げんない」の大盛況が記憶に新しいですが、わらび座は9月3日(日)に当館で「KINJIRO!」の上演が決定しています。

詳細は決まり次第お知らせします。

ご来場の皆様、ありがとうございました。



次回は5月7日(日)、講師に山形県長井市で農業と養鶏を営む菅野芳秀さんをお迎えします。

長井市で運用されている生ごみリサイクルシステム「レインボープラン」実現までのエピソードや、菅野さんが仲間と共に取り組んでいる「置賜自給圏」の構想についてお話を伺います。

ぜひご来場ください。


TV・ラジオなど様々なメディアで活躍中の俳優・松尾貴史さんの講演会が終了しました。

最近話題になっている出来事や発言など松尾さんが「違和感」を感じていることを語った後は、会場の皆様からの質問に答える形式で会が進みました。

政治、落語、人生相談などお客様からの質問のジャンルは様々でしたが、松尾さんはどんな質問にも丁寧にユーモアたっぷりに答えていました。

中には知られざるエピソードがいくつかあり、会場からは驚きの声があがっていました。

モノマネあり、トリビアあり、とても濃密な講演会でした。

ご来場の皆様、ありがとうございました。



次回は4月23日(日)の「和太鼓奏者 壱太郎コンサート 響き。山形の春~桜花爛漫」です。

若き和太鼓奏者・塚本兄弟との共演で、心揺さぶる和太鼓の音色をお楽しみいただきます。

ぜひご来場ください。


エコノミスト・浜矩子さんの講演会が終了しました。

経済活動と私たちの生活、そこに政治がどう関係してくるのかを浜さんは絡まり合った糸をほぐしていくように説明していきました。

そして、なぜ浜さんが安倍政権の政策を「アホノミクス」と呼ぶのか、その理由も様々な事例を例示したり比較しながら語りました。

質疑応答コーナーでは81歳の男性から高校2年生の女の子まで幅広い年代の方から活発な意見と質問が飛び交い、白熱した雰囲気になりました。浜さんはその一つ一つに丁寧に回答し、また「敵情視察」「変化のための陰謀」など現状に立ち向かうための提言をしました。

予定時間をオーバーして終演しましたが、満員となった会場では終始メモを取りながら聴講されるお客様が多く見受けられました。

ご来場の皆様、誠にありがとうございました。



次回は3月25日(土)の松尾貴史講演会です。

TVタレントや俳優など様々な肩書をお持ちの松尾さんは、新聞のコラムでも日常的な出来事から政権への辛口な意見など幅広い話題について語っています。

3月5日開催の二兎社『ザ・空気』、本日の浜矩子講演会にも関連するような話が聞けるかもしれませんが、いろんな事に詳しい松尾さんが講演会で何を話すのかは予想できません。

そんなことを楽しみにしつつ、ぜひご来場ください。


今日はちょっと変わったことをやってみましょう。





きれいな色のスカーフを手のひらで包んで…

ポン♪ ポン♩ ポンポン♬

「♫おーはながわーらったー」


むすんで…

フワフワ~、クルクル~、

子どもたちをつつんじゃった!!


裕子先生のポケットの中から
ビスケットがい~っぱい!

絵本のページをめくると…

ビスケットが飛び出してきた!!


シーソーにのってる

ぶたさんとメカぶたさん、

『おもいのどっち?』



おおかみさんとぶたさんが

いっしょに大よろこび。

『なんでかな?』



子どもたちとお話をしながら

絵本を2さつ読みました。


つぎに先生が出してきたのは、

白いボード。

うさぎちゃんといす…?

『どうぞのいす』!


つぎつぎに森のおともだちが

やってきます。

あれ?先生のそでにも

りすさんのパンが!


「おはなしこんにちは」は、おかげさまで

6年めをむかえました。

かんしゃの気もちとして…1おく円さつ!?

もちろん使えません。

ちょっと折ってみると、

上から見るとしかめっ面、

下から見ると笑ってる顔。

たしかめてみよう!

(おこられないようにね)


春のお話、絵本でもたのしんでみてね。

あんころもち食べて、また来月!!


絵本をいっぱい読んで、子どもと大人の手あそびも楽しいおはなし会「おはなしこんにちは」

次回は  16日(日)10:00~ です。  

家族、おともだち、みんなで遊びにきてね!

☆山形市子育て情報サイトもご覧ください⇒www.kosodate‐yamagata.jp


「親子で楽しむ 茂森あゆみ音楽会」が終演しました。

茂森あゆみさんは童謡や唱歌の他、映画音楽の名曲などを素晴しいソプラノで聴かせました。

テノールの猪村浩之さんはホール全体に響き渡る豊かな声でソロ曲を披露し、茂森さんとのデュエットでは時にコミカルに、時にドラマチックに歌いあげました。

ピアニスト・大坪由里さんの華やかな伴奏にのせて、会場のお客様も茂森さんと猪村さんと一緒に歌ったり、手拍子でリズムをとったりと、会場いっぱいに笑顔がひろがっていました。

今回は山形県オレンジリボンキャンペーンの協賛イベントとして、招待された多くの子ども達とご家族が来場しました。

ロビーには巨大なツリーが飾られ、子ども虐待防止の願いを込めたオレンジ色のリボンが数多く掛けられていました。他にも色とりどりの風船などで遊べるスペースがあり、開演前や休憩中ににぎわっていました。



当館でも、子どもも大人も楽しめるイベント「おはなしこんにちは」を毎月開催しています。

おはなしとつくってあそぼうの会「紙ふうせん」の渡辺裕子先生が、遅筆堂文庫にある絵本の読み聞かせや、親子で遊べる手遊びなど楽しいおはなし会をしてくれています。

季節を感じる絵本や、裕子先生の手の中から現れる小さな”ゲスト”など、毎回楽しい30分です。

毎月第3日曜日の10時から開催しています。次回は3月19日、4月16日です。

入場無料ですので、ぜひご家族、お友達と一緒にご参加ください。