アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

今回は天童市在住の俳優・ワークショップリーダーの夢実子さんを講師にお迎えしました。

東京での下積み時代から「山形で芝居をしながら食べていく」と決心するまでの葛藤、帰郷後の厳しい現実との苦闘や、現在の「夢実子」という名前が引き寄せた奇跡的な出会いについて語っていただきました。

最近は天童に生まれ北海道網走市で名誉市民となった「中川イセ」の生涯を描いた語り劇「零に立つ」の上演に力を注いでいます。
昨年シベールアリーナでも上演されたこの語り劇を演じていくうちに、イセばっちゃんの「あきらめない精神」が乗り移ったかのように夢実子さん自身も今までよりアクティブに活動できるようになったと語りました。

現在も俳優として舞台・映画・ラジオへの出演の他、声や言葉、コミュニケーション力といった表現力を豊かにするワークショップの開催など、幅広く活動されています。
そして、「零に立つ」の全国公演という夢を叶えるべく、夢実子さんの夢は続いていきます。