熊坂俊秀さんは庄内開発協議事務局長として庄内地方のまちづくりに取り組む一方、県内各地のイベントや伝統行事に参加し、シベールアリーナでも開館時からボランティアスタッフとして活動いただいています。
月山と最上川に抱かれた土地に生まれ、大学卒業後に県職員として庄内、置賜、村山など各地方で土木行政に携わりました。
山形新幹線の新庄延伸、蔵王みはらしの丘の開発など大規模な施策の他、ケヤキの木を切らない新しい道路の計画や、山形市の文翔館の景観を守るための取り組みなどについて、それぞれ実行中のエピソードを披露しました。「未来にどう残すか」を意識して計画した事業も当初は反対意見が多かったが、結果としてやってよかったと実感したと振り返りました。
続いて「時間が空いてたから手伝った」というきっかけから参加するようになった「蔵プロジェクト」、「旧木村邸」の跡地再生、「ぶらぽ倶楽部」や上山市の「加勢鳥」、酒田市の「白ばら」などを紹介しました。
最後にシベールアリーナのボランティアとして関わるようになったきっかけを語り、熊坂さんが感銘を受けたという井上ひさし先生の『ボローニャ紀行』をぜひ読んでみてほしいと参加者に呼びかけました。
シベールアリーナ&遅筆堂文庫山形館並びに母と子に贈る日本の未来館は財団法人 弦 地域文化支援財団が運営・管理を行っております。
本日、株式会社シベールが民事再生法を申請いたしましたが、影響はございません。
シベールアリーナは2008年9月の開館当初は株式会社シベールの「地域文化支援デビジョン」が運営しておりましたが、2009年9月に「公益財団法人 弦地域文化支援財団」に移管いたしました。
現在お知らせしておりますイベントは予定通り開催いたします。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
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2017年2月にスタートしたそよ風寄金は12月28日迄に5,038,000円が寄せられています。
その内4,844,000円を本会計に繰り入れ、有効活用させていただき、
現在194,000円が新たに積み上がっています。誠にありがとうございます。
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