アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

天皇陛下の退位が来年5月に決定し、平成の時代を振り返る機運が高まっています。
昭和史研究の第一人者であるノンフィクション作家の保阪正康さんに「昭和史、平成史、そして新しい時代へ」と題してお話しいただきました。

盟友・西部萬さんとのエピソードから、ご自身が有識者として意見を述べた天皇陛下の退位、昭和天皇と戦争、昭和天皇と天皇陛下それぞれの歴史認識の違いなどを具体例と共に説明しました。

最後に昭和、平成、新しい時代のそれぞれの歴史の側面を考えるキーワードを挙げ、いずれの時代にも「天皇」について考える必要があると語りました。

質疑応答の時間では天皇陛下ご夫妻との交流から感じたことや、石原莞爾や大川周明の評伝が地元の山形から出ることへの期待などを話しました。

予定時間を過ぎて終演しましたが、多くのお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。