アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

直木賞作家・角田光代さんのトークショーは今年で6回目を迎えました。

聞き手の長井市在住の教員・梅原恵子さんの進行で『源氏物語』の翻訳作業の様子や刊行の進捗状況、「中年体育」の現在や小説・映画など作品との向き合い方などについてお話しいただきました。

質疑応答の時間で角田さんは質問するお客様の顔をじっと見つめながら聞き入り、じっくり考えてからシンプルでわかりやすい言葉で回答していました。
少し沈黙した後で角田さんから飛び出した回答が率直すぎて、会場が大爆笑に包まれる場面もありました。

終演後のサイン会は今年も大盛況で、何度も角田さんのトークショーに来ているという方や『源氏物語』を長年読み込んでいるという方など、沢山のお客様にご参加いただきました。