アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

毎回特別企画でお届けしている「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート」。

7回目の開催となった今年は「TOKIKO’S HISTORY」として、登紀子さんが「ロシアからシャンソンまで、私の人生を語る上で大切な歌」と語る歌をお届けしました。


登紀子さんは曲の合間で歌が生まれた時代背景やその歌を愛した人々のエピソードを語り、ヒット曲の数々をギターの弾き語りで歌うなど、歌手としてのこれまでの歩みをトークと歌で振り返りました。

ゲストミュージシャンが奏でるパラライカとアコーディオンの音色が郷愁と遠い異国の風景を思い起こさせ、国境にとらわれない登紀子さんの歌の世界を鮮やかに彩っていました。


アンコールではヒット曲「百万本のバラ」に登紀子さんの語りを加えた「百万本のバラ物語」が披露されました。

ステージに登紀子さんとは2度目の共演となる山形市の霞城の森合唱団が登場し、ラトビア語と日本語で歌いました。

男女幅広い年代のメンバーで構成された合唱団の歌声は、物語のはかなさをより印象づけるように美しく力強く響いていました。


今年も満員となった会場でコンサートをお楽しみいただきました。

ご来場の皆様、誠にありがとうございました。

終演後のサイン会の時に登紀子さんが「また来年も来ますよ」と宣言されていましたので、
次回もたくさんのお客様のご来場をお待ちしております。