アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

日本の伝統要素を取り入れたミュージカルで人気の劇団、
わらび座が1年5か月ぶりにシベールアリーナに登場しました。

今作は江戸時代の経済を支えた北前船を題材にした物語で、
昨年、かつて北前船で栄えた港町・酒田市で初演を迎えました。
その後、各地で上演を重ね、本拠地・秋田での公演を経て、
ようやく山形市へ”寄港”しました。

和楽器を伴奏にした歌とダンスや、
登場人物の心情を表すような民謡のフレーズなど、
和と洋の絶妙なミックスが物語を彩っていました。
また、波乱の中で懸命に生きようとする
人々のたくましさや心の美しさが描かれ、
笑いも涙もたっぷりの90分でした。

終演後はロビーで出演者のみなさんとお客様が交流を深め、
秋田の名産販売コーナーも大盛況でした。

ご来場の皆様、ありがとうございました。