アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

シベール取締役会長の佐島清人さんを講師に迎えました。

会の始めに、大学時代に録音された佐島さんの歌声が披露されました。
子供の頃から人前に出るのが得意で、女性とうまく付き合うこともできたという佐島さんは、
「花形スター気取り」と言いながらも大学のバンド活動で多くのファンを熱狂させていました。

大学卒業後に就職した会社では労働組合の活動に没頭し、それを通して知り合った全国各地にいる
友人たちとは現在も交流があるそうです。

その後「自分には何も残らなかった」という苦難に恩人である弁護士と立ち向かいますが、
その苦難を家族で乗り越えたことを話しながら、佐島さんが感極まってしまう場面がありました。

そして「思いもよらないきっかけ」でシベールに入社し、創業者の薫陶を受けながら株式上場や
劇場開設といった難題に取り組み、「当たり前(A)のことをバカ(B)になってちゃんと(C)やる」
という「A・B・Cの実践」でシベールの企業価値を高めた実例を明かしました。

最後に、波乱万丈の人生の中でも常に自分を励ましてくれた家族や仲間がいたと自らの半生を
振り返り、今まで自分が学んできたことを伝えていきたいと語りました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


次回は年明け1月13日(土)、ノンフィクションライターの井上理津子さんをお迎えします。
近著「すごい古書店 変な図書館」で、本と不思議な出会いができる場所を紹介しています。
全国的にも「変な図書館」である遅筆堂文庫でお話いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。