アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

高橋尚さんは、生活クラブやまがた生活協同組合の専務理事として安全安心な食と持続可能な

生産システムとの連携に熱心に取り組んでいます。

全国に600あるという日本最大の消費者組織・生協についての解説から、高橋さんの生協職員と

しての歩みや生協の活動理念について消費と社会の関係も含めながらお話しいただきました。

生協の魅力を「多様な組合員の助け合い」と語り、助け合いの心を生かした活動が生協の原点であり、

購買活動の他、福祉施設の運営や災害ボランティア、被災地への物資輸送など生活クラブやまがたの

幅広い活動を紹介いただきました。

最後に、コロナ禍で露呈した様々な困難を乗り越えるために「今・金・自分」を優先するグローバリゼー

ションから「食・環境・福祉」を自給する「ローカリゼーション」へ転換すべきと訴え、

「消費者力を磨けば世の中が変わる」と持続可能な社会づくりへの提言をされました。