アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

落語芸術協会仙台事務所所長で仙台市にある東北唯一の寄席・魅知国定席花座の席亭・

白津守康さんは、「笑うことは脳のマッサージになる」と笑いの重要性を強調します。

落語の起源から落語が一つの文化をなすまでの歴史や、現在の落語ブームなどを解説し、

江戸落語界の序列と慣習、さらには寄席の裏側の仕事まで教えていただきました。

仙台生まれで仙台育ちの白津さんは、会社経営の傍らまちづくりに携わる中で落語芸術協会と知遇を

得て、仙台で定期的に寄席を開催することになりました。「魅知国仙台寄席」として人気の公演と

なり、2008年に仙台市の中心部に寄席・花座を開設しました。

開設までの資金集めから、東日本大震災から花座の開設まで桂歌丸師匠に励まされたことを

振り返りました。

前座など自分のひいきを見つけてその成長を楽しむなど、寄席に通うことの楽しみを語った後は、

最後に「お金がなくても家族で遊べる」なぞかけ遊びととんち相撲で参加者と脳トレを楽しみました。

ご来場の皆様、ありがとうございました。