
山形県長井市で農業と養鶏を営む菅野芳秀さんを講師にお迎えしました。
田舎から「逃げだす」ために東京の大学に入学した菅野さんは、生きる意味を追い続けながら大学生活を送ります。卒業後にたどりついた沖縄で「地元を守ること」の重要さを教えられて長井市に戻り、26歳で父の後を継いで農業を始めました。
その後「土の弱り」と「食の不健康」を感じたことが発端となり、やがて長井市全体で取り組むことになる画期的な生ゴミリサイクルシステム「レインボープラン」が実現しました。
実現までには、菅野さんが「マイナス500メートルからのスタート」と語るように、健康と安全、持続的なまちづくりのためにもこのシステムが必要であることを様々な団体に訴え続けた8年の準備期間がありました。
現在は山形県南部地方で食と農、エネルギー、森林資源、教育の自給をめざす「置賜自給圏」を推し進めています。グローバル化が進んでいる今の社会に見合った「自給」を行うことで、「逃げ出さなくてもいい、堂々たる田舎」として誇れる地域づくりを目指しています。
9月にこのプロジェクトから生まれた大豆製品が販売される予定で、3年目に入った今年はさらに活動の輪が広がっていきます。
最後に「土」は人間の生活の基盤であることと、土に向き合った農業の重要性を強調しました。
菅野さんが先人から引き継いだ「たすき」は、安全な食と農が豊かな命をつないでいくというメッセージと共に、地域や世代を超えて渡されようとしています。
質疑応答の時間には、菅野さんの奥様から共に過ごしてきた日々について語っていただきました。
本日は多くのお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。
次回の図書館トークは7月22日(土)に、天童市在住の俳優・夢実子さんを講師にお迎えします。
ぜひご参加ください。
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シベールアリーナそよ風寄金は6月と10月に運営資金に繰り入れ、有意義に使わせていただいています。シベールアリーナは皆さまの劇場です。これまで、演目は250回以上を数えましたが、これからも喜んでいただけるものをやって行きたい。どうかそよ風と一緒にメッセージをお届けください。
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~そよ風のメッセージ~
・熊さんトシ子さん、熟女4人組からそよ風を送ります。
・トシ子さんガンバレ! 友人一同。
・『ひょっこりひょうたん島』の誕生にかかわった一人として、何とかあの番組を後生に伝えたいと願っています。
・『まつろわぬ民』前評判がすごいですね。友だち誘って行きます。
・遠藤さん、シベールアリーナのみなさん、初心忘れずにいて下さい。見守っています。
・壱太郎コンサートはすごかった。アスリートだと思った。
・アートと格闘技との一体感にしびれました。
・白崎映美さんの「生」にふれるのが楽しみです。
・石田さん、又行きます。
・coba、4回目になるんですね。
・いまこそ『ひょっこりひょうたん島』だと思います。
・そうだ、「泣くのはイヤだ笑っちゃおう」。
シベールアリーナでは、音楽・演劇・落語などさまざまなイベントを催しています。
イベントの当日には受付補助や場内誘導など、サポートをしてくださるボランティアさんの存在が欠かせません。
現在もボランティアの方々に参加いただいていますが、よりお客様に満足いただけるよう、イベント運営のお手伝いいただける方を募集します。
未経験でもかまいません。都合の良い時のみの参加です。
ご来場のお客様とともに感動の場面に出会える活動です。ご参加をお待ちしております!
活動内容:主に当館主催公演にて
・もぎり…開場時のチケットのもぎり
・会場案内…ホール内での客席案内、サイン会でのお客様の誘導
・チラシ配布…お客様入場の際にプログラムや公演案内のチラシの配布
・グッズ販売…書籍、CDなどの販売
・受付…予約済みチケットの引き渡し、当日券の販売
その他、公演に際し必要な業務(搬入・バラシなど)。
原則として開場の 30 分前~終演後の片付けをして解散となります。
その他詳しい内容につきましては、当館までお問い合わせください。
お申込・お問合せ:シベールアリーナ(担当:齋藤)
TEL:023-689-1166(受付時間10:00~19:00)
E-mail:chihitsudo@gen.or.jp
~そよ風のメッセージ~
・53号楽しく読ませていただきました。“ひょうたん島”生まれの話嬉しくなりました。遠藤さんはじめ若いみなさんの熱気が伝わりました。しっかり生きていきましょう。
・仙台市からいつも応援しています。
・びっくり箱通信いつも楽しみです。面白い!
・横浜からそよ風を送ります。遠藤さんガンバレ。
・熊さん、『ひょうたん島』についてもっともっと色んなこと教えて下さい。子供たちに教えてあげたい。
・シベールアリーナに行ったひとときは、私にとってかけがえのないユートピアです。
・いろんなホールがある中で、シベールアリーナの雰囲気は特別なものがありますね。
・角田さんと都さんのトークショーは面白そう。友だちさそっていきます。
・『まつろわぬ民』すごく楽しみです。安すぎるんじゃないですか。
・『ばらとワインとフラメンコ』20周年おめでとうございます。
・6月4日の加藤登紀子さんのコンサート、今から楽しみ。
・堀米ゆず子と仲間たちはすごいメンバーですね。プログラムもとても楽しみです。
国内をはじめ海外でも幅広い演奏活動を続けている和太鼓奏者・壱太郎さんのコンサートが終了しました。
今回は和太鼓の世界大会での優勝歴を誇る若き兄弟ユニット「鳳(おおとり)」との共演で、ソロ演奏から3人による大太鼓の演奏など和太鼓の魅力を堪能できるコンサートでした。
山形大学の花笠サークル「四面楚歌」がゲスト出演し、壱太郎さんの太鼓と「鳳」の二人の和楽器の演奏に乗せてダイナミックな花笠音頭を披露しました。
満開の桜を背景にして3人が演奏するシーンは迫力があり、会場のお客様はホールに響き渡る和太鼓の鼓動に圧倒されながらもじっと聞き入っていました。
ラストではステージに花吹雪が舞い、出演者とお客様が一緒になって春の訪れと桜の季節を共に楽しんでいるようでした。
今回もたくさんのお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。
次回は5月7日(日)に遅筆堂文庫山形館でトークイベント「図書館トーク」を開催します。
講師に山形県長井市で農業と養鶏を営む菅野芳秀さんを迎えします。
長井市で運用されている生ごみリサイクルシステム「レインボープラン」実現までのエピソードや、菅野さんが仲間と共に取り組んでいる「置賜自給圏」の構想についてお話を伺います。
ぜひご来場ください。