
演劇集団・風煉ダンスと酒田市出身の歌手・白崎映美さんによる朗読劇「まつろわぬ民2021 更地の
うた」は東京で初日を迎えた後に福島県内を巡演し、本日山形での公演を迎えました。
第1部の朗読劇は2017年に上演した音楽劇「まつろわぬ民」の続編で、風煉ダンスの俳優3人と
白崎さん、ギターのファンテイルさんの伴奏で劇が進行しました。
静かに始まった物語で語られる世界はだんだん激しさを増して、「見えなくされる」ことへの
怒りや悲しみが会場を覆い、客席では目頭を押さえる人もいました。
劇の最後にサブタイトルにもなっている「更地のうた」が歌われ、失われた故郷と懐かしい
時間への追慕が心に深く染み入りました。
第2部は白崎さんのソロライブで、ファンテイルさんのギターの音色とともに心をゆさぶる曲を
聴かせていただきました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。
前米沢市長の安部三十郎さんが「3月の図書館トークで語り切れなかったことを話したい」と
再び図書館トークご登場くださいました。
テーマは「秋月三名君」。米沢藩9代藩主・上杉鷹山と、彼の兄で日向国高鍋藩7代藩主・
秋月種茂(たねしげ)、その次男で筑前秋月藩8代藩主・黒田長舒(ながのぶ)についてお話し
いただきました。
それぞれの政策を紹介しながら共通点が多いことを指摘し、残る記録は少ないものの、3つの藩は親類
関係にあり、江戸にあった藩邸が近いところにあったことから、政策についての情報共有が
行われていたと安部さんは推測しています。
また、雨乞いの話や農村巡回の話などの逸話については、「当時は選挙でトップを選んでいたわけ
ではなく、民や家臣の心をつかむためのパフォーマンスは不要だった。おそらく真心から出た
行動だろう」と、吉良上野介も含めて人間味あふれる殿様だったことを強調しました。
三名君から学びたいことについては現在の政治の動向と比較し、仁政と徳治こそ現代に生かしたい
思想だと語りました。
最後に大河ドラマ化には3人の主人公は難しいと言われたことから、上杉鷹山の大河ドラマ化を
実現したいと語り、ドラマで描いてほしいポイントを紹介しながら、秋月家が「経世済民」を実践
してきた伝統や歴史に翻弄された人間関係を描いてほしい訴えました。

梅雨があけました。とっても暑くなりましたね。
裕子先生がホタルの絵を見せてくれました。
♪ほーたるこい やまみちこい
裕子先生と大人の皆さんが輪唱します。
きれいなハーモニーで、ちょっと涼しくなりました。
日頃より東ソーアリーナへご支援を賜り、誠にありがとうございます。
本年2月以降のそよ風寄金の拝受金額のご報告いたします。
2021年2月 847,500円
2021年3月 971,000円
2021年4月 432,000円
2021年5月 195,000円
2021年6月 165,000円
ご報告が遅くなり、誠に申し訳ございませんでした。
なお、ご寄付いただいた皆様への領収書の発行ならびに送付の作業につきましては、現在停止して
おります。
早ければ8月以降の再開を予定しておりますが、発行が遅れている分から対応いたしますので、
数か月ほどお待ちいただく可能性がございます。
ご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございませんが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、東ソーアリーナ友の会会報誌「びっくり箱通信」79号(7月30日発行)にて6月30日現在の
累計の拝受額を報告いたします。
重ねてのお願いになりますが、領収書の発行ならびに送付につきましては、いましばらくお待ち
いただきますようお願い申し上げます。
ご不明な点等は当館までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。