アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

今年で5回目となった直木賞作家・角田光代さんのトークショーはエッセイストの井上都さんとともに開催しました。

角田さんは執筆にまつわるエピソードや猫の話や、ファンなら気になる近況などを語りました。質疑応答では角田さんが創作する上で心がけていることを語り、まさに作家としての哲学のような貴重な話を聞くことができました。

井上さんは自らの執筆活動や父で劇作家の故・井上ひさしさんのエピソードを披露しました。また、演劇の最前線で長年活動してきた経験から、「女性の作家には女優さんとは違うかっこよさがある」と角田さんの印象について語りました。

お二人の対話から角田さんと井上ひさしさんの創作活動を対比しながら聞くことができ、非常に興味深いものでした。

山形には何度も来ているのに、楽しみ尽くしていないというお二人。知られざる山形の名産品をもっと味わいたいと語りました。

終演後のサイン会は一緒に写真を撮ったり、握手を求めたりと、ファンの皆さんの笑顔であふれていました。

ご来場いただき、誠にありがとうございました。



次回は6月3日(土)の北島フラメンコスタジオ20周年記念公演「ばらとワインとフラメンコ2017」、

続く6月4日(日)の「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート2017~ひばりとピアフ~」です。

皆様のご来場をお待ちしております。