アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

「堀米ゆず子のバッハ」終了しました。

デビューから40周年を記念し、堀米さんの音楽家としての原点ともいえるバッハの無伴奏曲を

存分にお楽しみいただきました。

アンコールでは今年2月に逝去した当財団の代表理事・熊谷眞一に捧ぐ一曲を奏でていただきました。

ありがとうございました。


本日は、施設内のトラブルでご来場のお客様には多大なご迷惑をおかけしました。

終演後に復旧いたしました。

ご不便をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。


2003年から2015年に米沢市長をつとめた安部三十郎さんは、市の中心部に新しい図書館の建設計画

の推進や、米沢の産業の歴史をテーマにしたミュージカルの企画など、米沢の歴史と文化を発信

してきた自らの市政を振り返りました。

図書館計画をめぐっては、次々に浮上する課題への対応を迫られ、「図書館ではなく子育て支援を」

という若い母親からの投書を受けて自らの信念が過信であったことに気づくなど、様々な苦悩が

あったと語りました。

安部さんが市長を退任した直後に市の中心部に市民ギャラリーと図書館が新設されましたが、

市内の高校が続々と郊外に移転することが決まっており、「街なかから高校生が消えてしまう」と

米沢の教育施策に懸念を示しました。

会の随所で豊富な歴史の知識を披露し、NHK大河ドラマで米沢が舞台になった回数が多いことを

紹介し、その上で上杉鷹山とその兄・秋月種茂、その次男の黒田長舒(くろだ ながのぶ)の

「秋月三名君」を生涯を大河ドラマにしたいという意気込みを語りました。