
毎回特別企画でお届けしている「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート」。
7回目の開催となった今年は「TOKIKO’S HISTORY」として、登紀子さんが「ロシアからシャンソンまで、私の人生を語る上で大切な歌」と語る歌をお届けしました。
登紀子さんは曲の合間で歌が生まれた時代背景やその歌を愛した人々のエピソードを語り、ヒット曲の数々をギターの弾き語りで歌うなど、歌手としてのこれまでの歩みをトークと歌で振り返りました。
ゲストミュージシャンが奏でるパラライカとアコーディオンの音色が郷愁と遠い異国の風景を思い起こさせ、国境にとらわれない登紀子さんの歌の世界を鮮やかに彩っていました。
アンコールではヒット曲「百万本のバラ」に登紀子さんの語りを加えた「百万本のバラ物語」が披露されました。
ステージに登紀子さんとは2度目の共演となる山形市の霞城の森合唱団が登場し、ラトビア語と日本語で歌いました。
男女幅広い年代のメンバーで構成された合唱団の歌声は、物語のはかなさをより印象づけるように美しく力強く響いていました。
今年も満員となった会場でコンサートをお楽しみいただきました。
ご来場の皆様、誠にありがとうございました。
終演後のサイン会の時に登紀子さんが「また来年も来ますよ」と宣言されていましたので、
次回もたくさんのお客様のご来場をお待ちしております。
直木賞作家・角田光代さんのトークショーは今年で6回目を迎えました。
聞き手の長井市在住の教員・梅原恵子さんの進行で『源氏物語』の翻訳作業の様子や刊行の進捗状況、「中年体育」の現在や小説・映画など作品との向き合い方などについてお話しいただきました。
質疑応答の時間で角田さんは質問するお客様の顔をじっと見つめながら聞き入り、じっくり考えてからシンプルでわかりやすい言葉で回答していました。
少し沈黙した後で角田さんから飛び出した回答が率直すぎて、会場が大爆笑に包まれる場面もありました。
終演後のサイン会は今年も大盛況で、何度も角田さんのトークショーに来ているという方や『源氏物語』を長年読み込んでいるという方など、沢山のお客様にご参加いただきました。
今年結成25周年を迎えたニューオリンズスタイルのブラスバンド、ブラック・ボトム・ブラス・バンドのコンサートが終了しました。
開演のベルが鳴り、客席後ろからマーチングバンドのように7人のメンバーが入場すると、大きな歓声とともに一気に会場が熱気に包まれました。
迫力のあるサウンドと心躍るブラスのメロディーが続き、ステージを降りてお客様の前で演奏をしたり、コミカルなMCで笑いが沸き起こったりと、BBBBの高いライブパフォーマンスにお客様はすっかり夢中になっていました。手拍子をしたり大きく体を動かしたりしてリズムにのりながら、BBBBのメンバーとの一体感を楽しんでいるようでした。
最後は全員で「ワッショイ!」と再会を約束してコンサートは終了しました。
ご来場ありがとうございました。