アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

直木賞作家・角田光代さんのトークショーは今年で6回目を迎えました。

聞き手の長井市在住の教員・梅原恵子さんの進行で『源氏物語』の翻訳作業の様子や刊行の進捗状況、「中年体育」の現在や小説・映画など作品との向き合い方などについてお話しいただきました。

質疑応答の時間で角田さんは質問するお客様の顔をじっと見つめながら聞き入り、じっくり考えてからシンプルでわかりやすい言葉で回答していました。
少し沈黙した後で角田さんから飛び出した回答が率直すぎて、会場が大爆笑に包まれる場面もありました。

終演後のサイン会は今年も大盛況で、何度も角田さんのトークショーに来ているという方や『源氏物語』を長年読み込んでいるという方など、沢山のお客様にご参加いただきました。


今年結成25周年を迎えたニューオリンズスタイルのブラスバンド、ブラック・ボトム・ブラス・バンドのコンサートが終了しました。

開演のベルが鳴り、客席後ろからマーチングバンドのように7人のメンバーが入場すると、大きな歓声とともに一気に会場が熱気に包まれました。
迫力のあるサウンドと心躍るブラスのメロディーが続き、ステージを降りてお客様の前で演奏をしたり、コミカルなMCで笑いが沸き起こったりと、BBBBの高いライブパフォーマンスにお客様はすっかり夢中になっていました。手拍子をしたり大きく体を動かしたりしてリズムにのりながら、BBBBのメンバーとの一体感を楽しんでいるようでした。
最後は全員で「ワッショイ!」と再会を約束してコンサートは終了しました。

ご来場ありがとうございました。


今年で6回目となった噺家・柳家小三治師匠の独演会が終了しました。

前座は2016年に真打になった柳家小八師匠がつとめました。以前二つ目時代にろべえの名前で出演され、シベールアリーナには2度目の出演でした。

柳家はん治師匠も急遽出演が決まり、中入り後に一席披露しました。

小三治師匠の絶妙なマクラと至高の話芸で会場は笑いが絶えず、お客様は師匠の体調を心配していたことすら忘れてしまうくらい噺に引き込まれていたようでした。

昨年は大雪の日の開催でしたが、今年は天候に恵まれ、多くのお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。