アリーナ&遅筆堂文庫のスタッフがお届けする舞台裏ブログ

今年で6度目となった「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート」が終了しました。

今回のスペシャルプログラムは登紀子さんが敬愛する日仏2人の歌姫の人生がテーマとなりました。

第1部では美空ひばり、第2部ではエディット・ピアフの人生が登紀子さんの歌と語りでつづられ、人生の光と影に翻弄された2人の人生が舞台上に蘇りました。

一緒に曲を口ずさんだり、感激の涙を流しながら登紀子さんの歌声に聞き入っていたお客様が多く、曲にまつわる思い出とともに楽しんでいたようでした。

アンコールの最後は「百万本のバラ」。会場に登紀子さんとお客様の大合唱が響き渡り、感動のうちにコンサートが終了しました。

今回も多くのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。



次回は6月16日(金)の音楽劇『まつろわぬ民』です。

東京公演は本日が千秋楽でしたが、絶賛コメントがネット上に多く寄せられています。

山形公演は昼夜2回です。まだよい席のご案内ができます。

ぜひご来場ください。


北島フラメンコスタジオ公演「ばらとワインとフラメンコ」無事終了しました。

スタジオ創立20周年を記念した今回のプログラムは、2名のゲストダンサーのステージやスタジオの生徒さんの群舞や全編を通してのギター演奏とカンテ(唄)など、見どころが多くありました。

会場はご来場のお客様でほぼ満員となり、フラメンコの世界を存分に楽しんでいたようでした。

ロビーでは飲み物や花束のプレゼントなど、お客様には嬉しいサプライズ尽くしの発表会となりました。

ご来場の皆様、ありがとうございました。



次回は明日、6月4日(日)の「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート2017」です。

今年生誕80年の美空ひばりと、昨年生誕100周年だったフランスの歌姫エディット・ピアフの人生を登紀子さんが語り、歌います。

東北での上演は当館のみです。

わずかですが当日券あります。ぜひご来場ください。


今年で5回目となった直木賞作家・角田光代さんのトークショーはエッセイストの井上都さんとともに開催しました。

角田さんは執筆にまつわるエピソードや猫の話や、ファンなら気になる近況などを語りました。質疑応答では角田さんが創作する上で心がけていることを語り、まさに作家としての哲学のような貴重な話を聞くことができました。

井上さんは自らの執筆活動や父で劇作家の故・井上ひさしさんのエピソードを披露しました。また、演劇の最前線で長年活動してきた経験から、「女性の作家には女優さんとは違うかっこよさがある」と角田さんの印象について語りました。

お二人の対話から角田さんと井上ひさしさんの創作活動を対比しながら聞くことができ、非常に興味深いものでした。

山形には何度も来ているのに、楽しみ尽くしていないというお二人。知られざる山形の名産品をもっと味わいたいと語りました。

終演後のサイン会は一緒に写真を撮ったり、握手を求めたりと、ファンの皆さんの笑顔であふれていました。

ご来場いただき、誠にありがとうございました。



次回は6月3日(土)の北島フラメンコスタジオ20周年記念公演「ばらとワインとフラメンコ2017」、

続く6月4日(日)の「加藤登紀子さくらんぼの日コンサート2017~ひばりとピアフ~」です。

皆様のご来場をお待ちしております。


開催日:6月16日(金)

開演時間:①14:00~/②19:00~(開場はそれぞれ30分前)

入場料:4,000円[全席指定]



山形県酒田市出身の歌手・白崎映美さん主演の音楽劇『まつろわぬ民』は、

東京を拠点に活動中の演劇集団・風煉ダンスが白崎さんの「まづろわぬ民」という曲にインスパイアされてできました。

東日本大震災で失われた命や残された命を想って歌い続ける白崎さんと、

圧倒的な舞台空間と独特の表現方法で現代社会に静かに問いかけを続ける風煉ダンス。

両者のめぐりあいで『まつろわぬ民』という作品が生まれ、2014年に初めて上演されました。

観客に強いメッセージと感動を与えたこの作品が新演出・新キャストを迎えて再演されるにあたり、

白崎さんの出身地である山形でも上演されることになり、

より多くの人たちに見てほしいという想いから、昼夜2回公演が実現しました。

魂を揺さぶる歌と音楽、今まで見たこともないような舞台空間をぜひ体感してください。

皆様のご来場をお待ちしております。

『まつろわぬ民』特設サイトもぜひご覧ください
→https://furendance.wixsite.com/matsurowanu2017


国内をはじめ海外でも幅広い演奏活動を続けている和太鼓奏者・壱太郎さんのコンサートが終了しました。

今回は和太鼓の世界大会での優勝歴を誇る若き兄弟ユニット「鳳(おおとり)」との共演で、ソロ演奏から3人による大太鼓の演奏など和太鼓の魅力を堪能できるコンサートでした。

山形大学の花笠サークル「四面楚歌」がゲスト出演し、壱太郎さんの太鼓と「鳳」の二人の和楽器の演奏に乗せてダイナミックな花笠音頭を披露しました。

満開の桜を背景にして3人が演奏するシーンは迫力があり、会場のお客様はホールに響き渡る和太鼓の鼓動に圧倒されながらもじっと聞き入っていました。

ラストではステージに花吹雪が舞い、出演者とお客様が一緒になって春の訪れと桜の季節を共に楽しんでいるようでした。

今回もたくさんのお客様にご来場いただきました。

ありがとうございました。



次回は5月7日(日)に遅筆堂文庫山形館でトークイベント「図書館トーク」を開催します。

講師に山形県長井市で農業と養鶏を営む菅野芳秀さんを迎えします。

長井市で運用されている生ごみリサイクルシステム「レインボープラン」実現までのエピソードや、菅野さんが仲間と共に取り組んでいる「置賜自給圏」の構想についてお話を伺います。

ぜひご来場ください。